北海道食べる通信 2017年6月号(天塩町しじみ貝)
写真撮影
なぜ写真撮影をお願いしたのですか
北海道食べる通信を運営している株式会社グリーンストーリープラスの運営体制が少し変わったこともあり、今回は写真だけの撮影をお願いしました。(前回までは映像も合わせてお願いしていたことがありました)ただ、写真に対してのクォリティはもちろん、北海道食べる通信に対する理解や取材スタイルも理解してくれているという気楽さ、前にお願いしたえりものつぶ貝漁師さんのときのような関係構築力や、何より船上での撮影なら、船酔いのしないノースアンビシャスの小坂さん!といったあたりも決め手でしたね。
どのようにして制作されていったのですか
ロケ地の天塩に向かう車の中で「今回から新しくドローンでも写真を撮ってみましょう!」と言い出した小坂さん。言われたことをやるだけだったり、今までと同じような繰り返しの作業的な感じではなく、何か新しい表現方法はないかと探し、提示してくれるだけではなく、それを形にしてくれるのは本当に嬉しいことです。撮影も、一緒に行くのが3回目なので慣れたもの。表紙になる船上での撮影はお任せして、私は別のところで取材をするという形で進めました。その中でも、撮れた写真をすぐにFacebookのメッセンジャーで送ってくれて別の場所で取材していても確認できる体制を作ってくれました。そうして遠隔でやりながら「もうちょっとこういうアングルで撮れない?」「漁師さんの顔がもうちょっと見える方がいいな」というやりとりをリアルタイムで往復しながら取材が進められたのはとても助かりました。

どんな成果や効果が生まれましたか
本誌での写真として使用しました。写真も2日の取材で800枚近く撮れたものを全部共有してくれましたし、それも取材の次の日には送ってもらえて、そのスピードに驚きました。本誌の編集をするにあたっても、読者に届ける期日がある中で、このスピード感はとても助かりましたし、約800枚の写真というバリエーションの多さも、紙面の編集を助けてくれたように思います。また、例のドローンで撮影した写真も思い切って見開きに使うなど、北海道食べる通信としても新しい表現ができたかなと思います。