北海道食べる通信 2017年4月号(えりも町つぶ貝)
映像制作
写真撮影
なぜ映像を導入しようと考えたのですか
前回(2016年12月号)で作ってもらった90秒の映像が仕上がりも良く、反響も良かったので、率直にまたお願いしたいと思ったことがキッカケです。また、継続的にシリーズとすることで、購読者の方々たちにも文字と写真の告知だけではなく、映像を見てワクワクしてもらうというスタイルを定着させていきたいという狙いもありました。私たちは、2ヶ月に一度、商品と雑誌をお届けするサービスの特性上、空きの時間帯が出てしまうので、次回以降の予告も含めて映像を使って事前のご案内する企画はすごく手応えも感じていました
どのようにして映像を制作されたのですか
2017年4月号では、北海道幌泉郡えりも町庶野漁港で活動されているつぶ籠部会の方たちを取材しました。事前に私を含めた編集部でロケハンして取材をして、後日、写真と映像を撮るチームが私が不在の中取材に行くという形で進めていたのですが、事前のロケハンの段階では、撮影はもちろん取材にも慣れていない漁師の方々ですので、編集部としてもインタビューにすごく時間がかかり、「ひょっとしたらインタビューをして映像を作るのは難しいかもしれない・・・」という報告をノースアンビシャスの映像クリエイターの小坂さんにしたのを覚えています。その時に、「仮にインタビューが撮れなかったとしてもこんな作り方がありますよ」「こんなのはどうでしょうか」など様々な完成イメージを提案してくれただけではなく、「そういう状況には慣れているので、きっと大丈夫だと思いますよ」と言ってもらったのを覚えています。そして実際に撮影後には「バッチリ撮れましたよ!」と連絡が。話を聞けば、8時間の漁の間一度も休まずずっと撮影をしながら、話しかけ続けていたら「お前、なかなか骨あるな」と言ってくれて、それから想いを語ってくれるようになったとのこと。そんな背景もあったので、チェック用の映像が出来上がった段階で、購読者より前に私が感動してしまいましたね。
どんな成果や効果が生まれましたか
前回同様、次号予告映像と称して、読者のコミュニティで紹介をしたり、新しくサービス申込を検討している人たちへPRしたり、あるいは北海道食べる通信を紹介する際のツールとして使わせていただきました。今回も映像の評判はとてもよく、またずっとYoutube上に残しておくことで、再生回数も増えていっているので、北海道食べる通信を勝手に宣伝してくれる営業マンがずっといるような感覚で嬉しく思っています。こうした動画コンテンツとして北海道の食を伝えていくコンテンツは、北海道食べる通信のみならず、未来の北海道の財産になると信じています。